まいにちショウアクのすけ

平日の日課として、書いて、書いて、書いて!

SSE ショートショートエッセイ

「不思議な一致」と「ネコのアボガド」

僕は毎朝、自分の家のある西東京市から会社のある青山まで、 西武線と大江戸線を乗り継いで通っています。 練馬駅を乗り換えで利用します。その乗り換えのときに、決まって駅前のセブンイレブンでコーヒーを買うのですが、 先日、雪が降った翌日だったと思う…

僕に起きた奇妙な体験 その4「車にて」

すごく短い話。 車にて 友人の車に乗り、ホームセンターに寄ったときだった。洗剤を買いたいという友人を車の中で待っているとき、コンコンと自分の座っている助手席の窓を叩かれた。 外には作業着のような格好、痩せていて眉毛の間に産毛をたっぷり生やした…

僕に起きた奇妙な体験 その3 「ガードレール」

1番肝を冷やした経験だ。これを超える経験はまだないし、これを超える経験を、できればしたくない。 ガードレール 卒業旅行で湯畑に行った。湯畑の一角からは少し離れた場所に宿を取っていて、温泉プールの隣接した大きなホテルだった。旅行のメンバーの中に…

僕に起きた奇妙な体験 その2 「ドボン」

中学3年生の時である。中学3年生の1年間は、人生で1番奇妙な体験が多かったような気がする。 ドボン 夏場、塾に行く前に風呂に入った。クーラーのない自室で、扇風機を回しながら勉強をしていて、汗だくであった。汗臭かった。このまま塾に行くのは気が引け…

<S.S.E>ひょっこりおばさん

今週のお題「ゾクッとする話」池袋駅から僕の実家まで徒歩で行くと、 平和通りという商店街を抜けるのが一番の近道なのです。 そこの一本中に入った道をあるいているときなんですけど、 先のほうにある、公園の真向かいの家の玄関先の表札の陰から、 おばさ…

<S.S.E>もしもピアノが弾けたなら

正岡子規が書いた「俳句の出発」を読んでいる。ふうむ、俳句か、とてもいいもんだなと思い、これから俳句をやるべく、筆ペンを買う。がよくよく思えば、私、文章書くとき、手書きじゃなくてPCだったわけで、其の「書く」と「打つ」という行為自体が違うだけ…