ゆびおりかぞえる
今週のお題「夏の食事」
梅雨がふっと退席、失礼しやしたって感じ。
急に日差しが強くなる。
夏になると、新潟に住んでいる親戚の渡辺さんが
パイナップル、トマト、スイカなんかを送ってくれます。
今でも変わらず送ってくれます。
それがすごく楽しみで、
「あと○○日経つと梅雨が明けるな〜」なんて思いながら、
待ち遠しくて、指折り数えのは今でも変わりません。
で、送ってもらったパイナップルやトマトやスイカは
そのまま食べると、ちょっと熟れが足りない。
だから、お昼くらいの一番日差しが強い時間帯に
ベランダや、軒先で、直射日光2〜3時間当てるんです。
そうするとどれも俄然甘くなる。
僕が少年時代にすんでいた実家は小学校の目と鼻の先に
あって、3時間目くらいになると、家の人がその送ってきた
パイナップルやトマトやスイカをベランダに出すんです。
そうすると、小学校の窓から、黄色や赤や緑の夏の実たちが
夏の太陽にあたって、ありありとみえる。
「お!今日はかえったら、パイナップル食べれるな!」
うきうきしちゃんです。3時間目から。
そうすると、その日の授業も、バスケットクラブも
全然身が入らないです。
「あと、○時間で家に着くだろ〜おそらくパイナップルは
風呂上がりにでるな。冷えているやつ、お風呂上がりに
かぶりついちゃうもんね!風呂が沸くのが7時半‥となると
食べれるのは‥」
そうやって、その食べれる瞬間までの時間逆算して
指折り数えちゃんですよね。
むかしもいまも、ささいなことで、
期待しちゃう性格なのは、
このせいなのかもしれないなぁ。