まいにちショウアクのすけ

平日の日課として、書いて、書いて、書いて!

「不思議な一致」と「ネコのアボガド」

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僕は毎朝、自分の家のある西東京市から会社のある青山まで、
西武線大江戸線を乗り継いで通っています。
 
練馬駅を乗り換えで利用します。その乗り換えのときに、決まって駅前のセブンイレブンでコーヒーを買うのですが、
先日、雪が降った翌日だったと思うのですが、不思議な一致を経験しました。
 
最近は移動中、自分の書く小説の構成やプロット、文章の表現について考えていて、わりと悶々としながら電車に揺られているのですが、
いつものようにセブンイレブンのわかりづらいボタンのコーヒーマシーンの前に立って、コーヒーが注がれるのを待っているとき、
ずっと悩んでいた書き出しの部分について、いいアイデアをふと思いつきました。
 
「あぁ、やっと解けた」と思いながら、気持ちよく店外に出たところ、
ちょうど入れ替わりでお店に入っていくおばあさんがいたのですが、
そのおばあさんがすれ違いざまに「とけたわね」と口にして、びっくりしました。
 
おばあさんは、「(降っていた雪が)溶けたわね」という意味で独り言をおっしゃったんだとは思うのですが、自分の心の中にある『問題が解けた』という考えと不思議な一致をしてびっくりしたんです。
 
あと、最近自分の部屋の本棚の前でふとなんか昔、『ネコがアボガドの種みたいになっている絵をみたことあるなぁあれなんだったっけなぁ』と思いながら、適当に本をとってページを捲ったら、ぴったりそのイメージの挿絵が現れました。
 
村上春樹さんの「おおきなカブなんちゃら」という本のなかで使われている大橋歩さんの絵がそれで、「そうそうこれこれ、しかし不思議だなぁ」と思いながら、棚に本を戻しました。デジャヴとかではない、不思議な一致。偶然といえば偶然なんですが。
 
特にそれで、なにかドラマチックな展開や現象が起こり始めることもないのですが、
なんだか、人生っておもしろいなぁと思えるので、
この不思議な一致を、僕はわりと好きです。